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鍵を簡単に渡してはいけないってこと、痛感しました!

私は以前に付き合っていた彼に合鍵を渡していました。
彼は会社の同僚で、仕事もでき、社内での評判も良くてとても信頼出来る人でした。
仕事に悩んでいる私をいつも慰めてくれて、それから自然とデートを重ねるようになって付き合うようになったんです。
始めは、お互いの家を行き来していたんですけれど、サーフィンやスノボなど趣味の多い彼の自宅は物が多くて、いつの間にか私の家で半同棲状態になったんですね。
私が残業の時には彼が家に入れなかったりしたので、スペアの鍵をあげたんです。
その頃は会社で所属する課も変わったので、家で会うことが多くなっていました。
ご飯を作ってあげて、一緒に食べる。
そして一緒のお布団に入って…。
とにかく二人で一緒にいることに安心していたんです。
だけど、実は、彼には半年以上も付き合っている浮気相手がいたんですよ。
それも同時に二人も…。
大好きだった人だけに、その裏切りが許せなかった。
幾晩も泣いて、苦しんで、別れようという決心をしました。
それからは、会社で彼と会っても声をかけることも目を合わせることすらなかった。
でも、合鍵は彼が持ったまま。
帰宅すると、彼からの手紙があったり、物の位置が変わっていたり、ベッドに私の知らない本が置いてあったり…。
怖くなって、友人を介して彼に鍵の返還を迫りました。
それでも、なかなか鍵は返って来ない。
私に新しく好きな人が出来ると、家の中が荒らされていることもありました。
このままでは自分の身が危ないと思うようになり、鍵を変えました。
鍵屋さんに相談したら、今はピッキング犯罪も出来ないような堅牢な鍵もあるそうで、より厳重な鍵をお願いしました。
それからはもちろん誰かが侵入した気配はなくなりました。
新しい彼が、私を家まで送ってくれるので、行き帰りも心配はありません。
だけど、人に鍵を渡すのは、本当に怖いことですね。
好きな人だからって、簡単に鍵を渡してはいけないのです。
改めて鍵を家にかける大切さを知りました。
鍵は、自分の生活を守るもの。
開け放しで家を空けるなんてもってのほか。
鍵をかける音がした時に、いつも安心している私がいます。

admin in 鍵の管理