鍵の中でも、「ディンプルキー」の特徴
鍵というと、いろいろな種類のものがあると思います。
「~キー」というものって、考えてみると結構思いつきますし。
今回はその中でも、「ディンプルキー」について書いてみたいと思います。
まず、ディンプルキーとは何か?その特徴から書いていきます。
特徴としては強度が高いです。
折れにくいですし、曲がりにくいです。
特別な工具などを使わない限り、まず変形させることは難しいです。
そして、操作性が良いということも挙げられます。
これはどういうことか?というと、鍵穴にさすときに非常にさしやすいのです。
従来の鍵はギザギザがあることから、決まった向き、方向でないとさせません。
しかし、ディンプルキーは上下、または左右の概念がないので、簡単にさすことができます。
そういう意味では、子供からお年寄りまで誰でも簡単に使いこなせる鍵であると言えます。
さらに、これはディンプルキーの1番のメリットといっても良い特徴ですが、防犯性に優れています!以前からピッキングと呼ばれる手法で、家、または車などの鍵をこじ開けて、泥棒を働くというケースが多々ありましたが、ディンプルキーではそれらに効果を発揮します。
ピッキングというのは特殊な針金などを使用して、鍵穴をこじあけて扉を開けようとします。
そのピッキング程度では、ディンプルキーのシリンダーは開かないのです。
ピッキングを行う泥棒はある程度短時間でそれらをやり遂げて、中に侵入します。
手馴れているので、ほとんど時間はかからないでしょう。
ですが、ピッキングでもなかなか開かないと、時間がかかってしまって誰かに見つかる恐れがあります。
そうなると、さすがの泥棒も犯行が見つかるリスクを気にして、そこで諦める可能性が高いです。
なので、結果的には泥棒を撃退できる効果を持っているということになります。
ディンプルキーって名前は聞いたことがあるけど、よく知らないという方には、これでその特徴などがよく理解できたのではないか?と思います。
ディンプルキーは非常に優れたキーなので、これを機に導入を考えてみても良いと思います。